4月28日の京都11Rで行われた第159回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、GI、芝3200メートル、13頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気フィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)が中団待機でレースを進め、3コーナー過ぎから徐々に進出し、直線グローリーヴェイズとの叩き合いを制して勝利。タイムは3分15秒0(良)。
2着はグローリーヴェイズ(6番人気)、3着にはパフォーマプロミス(8番人気)が入った。
フィエールマンはキャリア4戦目で菊花賞を制し、同レースにおける最少キャリア優勝記録を更新。今年初戦のアメリカJCCでは猛追届かず2着となり、キャリア6戦目で臨んだ天皇賞・春を制し、1947年の優勝馬オーライトの9戦目を大幅に更新。天皇賞・春の最少キャリア優勝となった。
桜花賞→皐月賞と連勝中のC.ルメール騎手は保田隆芳元騎手、武豊騎手に次ぐ史上3人目の8大競走完全制覇を果たした。
また、フィエールマンの父ディープインパクトは、天皇賞・春初勝利となり、ヒンドスタン、パーソロン、サンデーサイレンスに次ぐ史上4頭目の8大競走完全制覇の快挙を達成した。
天皇賞・春を勝ったフィエールマンは父ディープインパクト、母リュヌドール、母の父Green Tuneという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)サンデーレーシング。通算成績は6戦4勝。
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2019-04-28 07:09:00Z
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