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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1中国GPの予選Q3終盤、最後のふたつのコーナーでフェラーリのセバスチャン・ベッテルやルノーの2台に抜かれることになった。このことが影響し、フェルスタッペンは最終アタックラップに入ることなく、チェッカーフラッグを受けることになってしまった。
ルノー勢の後ろからは、フェルスタッペンのチームメイトであるピエール・ガスリーもやってきていた。ガスリーも最終アタックに入ろうとフェルスタッペンを抜きにかかったが、フェルスタッペンはこれをブロックした。
何が起きたのか、当時の状況を説明するよう求められたフェルスタッペンは、motorsport.comに対して次のように語った。
「タイム計測ラインを越えるのが、僕らはとにかく遅すぎた。僕はすでに3台のマシンに抜かれていた。僕はただ、行列の中で自分のスペースを確保しようとしていたんだ」
「ピエールも、彼のエンジニアから急ぐよう言われていた。だから、それ(ガスリーを抑える形になったの)は全く普通のことだったと思う」
予期せず3台のマシンに抜かれたことで、もう他のマシンに抜かれたくなかったのではないかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように説明した。
「そんなように見えたかい? でもとにかく遅すぎたんだ」
ガスリーは最終コーナーでフェルスタッペンのイン側を狙った。これはフェルスタッペンに阻止されたわけだが、フェルスタッペンがかなりイン側に動いたのではないかと尋ねられたガスリーは、当時の状況を次のように説明する。
「いや、そんなに多く動いたわけではないよ。当時は約30mの中に5台のマシンがいたと思う。だから、僕は十分なスペースがないことは分かっていたんだ」
「ただ最大限のモノを引き出そうとするだけだ。僕はスペースを探そうとしていた。でも僕らは結局、それを見つけることができなかった。それは理想的なことじゃなかったけど、予選のポジションが変わることはなかっただろう。だから、大したことじゃない」
セッション直後、フェルスタッペンは激怒し、彼を抜いたドライバーたちを猛烈に非難。さらに、周回の終盤にはそれぞれがアタックラップに向けて準備するのと邪魔しないという”紳士協定”があり、それを破ったとも指摘したのだ。
少し落ち着いたフェルスタッペンに話を訊くと、彼は当時、どのくらいの時間が残っているのか、自信がなかったと認めた。そして、誰かを追い越す”ろくでなし”にはなりたくなかったとも語った。
フェルスタッペン曰く、3台のマシンに抜かれた時には、チームにアタックに入るのを急かされたところだったという。そしてライバルたちに抜かれたことで、”混乱”が生じたと語った。
「僕は15秒か20秒くらい残っていると思っていた。だから、前のマシンにただ従って走っていたんだ」
そう彼は言った。
「その後、セブが間に入った。だから、後退したかったんだ。それからルノーの2台も前に行ってしまった。その時の僕は『今更どこへ行けばいいの?』というようなことを思っていた」
「そのすぐ後ろでラップを始めることもできた。でもそれでは、その周回は台無しになってしまう。少なくとも4秒か5秒は必要なんだ。そうじゃなければ気流に邪魔されてしまう」
「次回は、あと10~15秒残っているのか、そして同じように行くべきなのか、もう少し明確にするつもりだ」
「誰もが、少し手遅れだったと思う。もし僕がそのまま加速していたら、後ろのマシンはアタックに入ることができなかっただろう。みんなが長く待ちすぎたと思う」
http://bit.ly/2v0Pmis
2019-04-14 05:44:00Z
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