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ソフトバンク甲斐野、窮地で「ドキッ」も大竹1勝守る - 西日本新聞

 ◆ソフトバンク1-0楽天(2日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクのルーキー甲斐野が初登板からの連続試合無失点を「13」に伸ばし、胸をなで下ろした。

 開幕から白星に恵まれていなかった2年目左腕・大竹の後を受け、1点リードの8回に登板。先頭の茂木を簡単に歩かせてしまった。

 続く田中の高く弾んだゴロを跳び上がって捕球。併殺を取れる可能性があったが、送球に移る際に球をこぼしてしまい、打者走者を一塁で刺しただけにとどまった。1死二塁となり、浅村の打球は三遊間へ。三塁手・松田宣が飛びついたが、一塁送球は及ばずに内野安打で1死一、三塁となった。

 甲斐野は「自分で招いたピンチは自分で脱出するしかない」と腹をくくって4番島内と勝負。初球ワンバウンドのフォークで1ボールとなってから、外角ストレートを投げ込んだ。「当たりも強くてドキッとした」が二塁手・明石の正面を突く併殺打に。「飛んだところが良かった。明石さん、(併殺を完成させた)今宮さんが救ってくれた」と野手陣に感謝した。

 これで5試合連続、リーグトップの11ホールド目。8回のセットアッパーに定着し、経験を積みながらもたくましさを増している。

=2019/05/02 西日本スポーツ=

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2019-05-02 10:11:36Z
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