全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードの大坂なおみが世界ランク90位のA・カロリーナ・シュミエドロワ(スロバキア)を0-6, 7-6 (7-4), 6-1の大逆転で破り、辛くも初戦突破を果たした。試合後の会見では「人生で1番緊張した試合だったと思う」と振り返った。
この日、大坂は第1セットを落とすと、第2セットでは敗戦まであと2ポイントと絶体絶命の状況に追い込まれた。ここからタイブレークの末にセットカウント1-1に追いつくと、ファイナルセットは本来の力を発揮。1時間54分で勝利を手にした。
「自分にとって変な感じだった。いつもは緊張せず、試合を通して落ち着けている。でも今日はコートにボールを入れられなかった。最終的に勝てたからよかったと思う」
また大坂は、日本選手で初めて四大大会のシングルスに第1シードで出場する重圧を明かした。
「私はロジカルな人間ではない。(緊張した理由は)初めて第1シードで臨んだグランドスラムであること。今日の試合は、本当に勝ちたかった」
2回戦では、世界ランク43位のV・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。アザレンカは1回戦で同ランク39位のJ・オスタペンコ(ラトビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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2019-05-28 18:36:19Z
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