◇セ・リーグ 広島4―0阪神(2019年5月2日 甲子園)
広島は息詰まる投手戦となった阪神との1戦を9回の集中打で4―0と勝ち切り、連敗を4で止めた。0―0のまま突入した9回、バティスタが値千金の決勝2ラン。7回無失点と好投した大瀬良を勝利投手にすることはできなかったが、8連勝後に始まった4連敗を止め、借金を3に減らした。阪神の連勝は4でストップ。
広島・大瀬良、阪神・岩田と両先発投手がともに7回無失点と好投。広島はその2人が降板し、0―0のまま迎えた9回に3番手・ドリスから先頭の野間が四球で歩くと、バントで送った1死二塁からバティスタが左翼スタンドへ5号2ランを放って待望の先制点を奪った。
さらに鈴木も中前打で続いてドリスをマウンドから引きずり下ろすと、4番手・守屋から途中出場していた曽根も右前打で続き、1死一、三塁。ここで会沢が左翼線へ二塁打を放って2点を加えた。広島は8回まで1度も二塁ベースを踏めないでいたが、一挙に4点を奪う4安打集中だった。
阪神はドラフト1位ルーキーの近本が球団新人新記録となる13試合連続安打を達成し、3安打の活躍。先発投手の岩田も7回4安打無失点と好投したが、ドリス、守屋のリリーフ陣が持ちこたえられず、連勝が4で止まった。
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2019-05-02 08:20:00Z
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